いちとはぎの新婚生活


by clemenskrauss
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憧れのハワイ航路 2008/5/5 その4 プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園

コーヒー販売所を後にし、プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園(長い・・・)へ。

f0022130_2344310.jpg山の麓にあるコーヒー販売所から海岸沿いの国立歴史公園まで降りると、曇りがちではあるものの雨はすっかり上がっていました。山を見れば相変わらず雨が降っているようで、普段だだっ広い関東平野に住まっている自分には、地形の起こす天候の変化がとても興味深く思われます。

そもそもプウホヌアとはハワイの言葉で「逃れの地」とか「聖域」といった意味とのこと。
かつてハワイにはカプという宗教的な掟が存在し、これを破ることで火山の噴火や嵐など天災が起こると信じられていたため、破った者には死罪をもって罰せられたそうな。カプを破ったことで穢れ死罪に処されるべき罪人が唯一生き延びることのできる術が、この聖地で穢れを祓うことだったのだそうだ。


f0022130_2365033.jpgこのカプが廃止されたのはカメハメハ2世の即位した1819年。現地のガイドさんによると、科学の進歩によって火山の噴火などの災害が説明がつくようになったからとの事だったが、帰国してからちょっと調べてみると、カメハメハ大王ほどカリスマ性の無かったカメハメハ2世(と摂政カアフマヌ)が、絶大な権力を持っていた神官たちの力をそぎ自らの権力基盤を強化するため、カプを廃止し聖地を破壊したというのが真相に近いようだ。
もちろん彼がこの事に踏み切った裏には、当時同盟関係にあったイギリスなど欧米諸国から、科学やキリスト教などの思想を受け入れていったという経緯があるのだろう。ハワイに宣教師達が初めて上陸したのも、もともと文字を持たないハワイ人がアルファベットを教育に取り入れたのも、彼の治世のことだった。

プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園には、復元された聖地の建物や石垣、ウミガメのやってくる岩場などがあり、しばらくの間散策。海の浅瀬によく目を凝らしてみてみると、波のまにまにウミガメが何匹も漂っていました。あまり時間が無かったので行けなかったけれど、いいトレッキングコースもあるようです。
ハワイに到着して初めて自分の足で少しだけ自由に歩けたので、あちこち植物や潮溜まりを観察。溶岩と保護色になっている黒いカニがいたくらいであまり動物の姿を見ることはできませんでしたが、潮溜まりの際に赤いツタのような多肉植物のようなものがたくさん生えていたのが興味深く思いました。その他ヤシの木やノニの木なども生えており、ヤシの切り株を見て「あ、ヤシの木って年輪が無いんだ!」と驚いたり。

イチ
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by clemenskrauss | 2008-06-04 23:00 | ハワイ旅行2008/5/5~10