いちとはぎの新婚生活


by clemenskrauss
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朝比奈隆/シカゴ交響楽団 ブルックナー交響曲第5番(1996)

先日BS放送を録画しておいたものを鑑賞。久々に御大の姿を見、演奏を聴いた。懐かしい!1996年というから今から12年前。御大が87歳の時のドキュメントである。

そういえば当時も確かNHKで放送されたのを観たのだった。あの時は客演前後の朝比奈を映したドキュメントも併せて放送され、87歳にして英会話を学んだり、スタッフからリハーサル中に指揮台上に椅子を置くことを勧められた御大が「Standing is my occupation!」とか言って怒ったというエピソードを良く憶えている。(と書いてみたが、これらは雑誌で読んだエピソードかも知れない)

ただ、肝心の演奏はと言えば、残念ながらあまり気に入ったとは言えないものだった。自分の乏しい経験の中で知る朝比奈の魅力とは、細部にこだわらないスケールの大きな演奏にあったのだと思うのだけど、これは逆に言えば雑な演奏にもなりかねない。シカゴ響というオーケストラにしても、特に大編成の楽曲に関しては世界最高のオーケストラの一つとして認知されているが、時として無神経とも思えるような演奏をする事がある。少なくとも放送されたこの初日については、両者とも悪い面の多く出てしまった演奏だったのではないだろうか。
加えて、これはホールの問題か録音の問題かは解らないけれど、あまりに音がデッド。いい音響に恵まれていれば、上記のような演奏の欠点もうまくマスクされることもあるのだろうけれど。

12年前に聴いた時はどう思ったのかはっきりとは記憶に残っていないけれど、当時もやっぱりあまり感銘を受けなかったはずだ。

イチ
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by clemenskrauss | 2008-08-23 21:36 | 音楽